Date :
2015/05/31

Category :
General

Posted by :
Maria


初夏の輝く日差しの元、皆様にはいかがお過ごしでいらっしゃいましょうか・・・

 

今年も、ノブレス・オブリージュアカデミーの

「ノブレスオブリージュクラス スペシャルプログラム」が始まりました。

 

5月31日は、宝生流二十代宗家 宝生和英氏による「能楽プレミアムレッスンと能鑑賞会」をセルリアンタワー能楽堂で開催し、大盛況となりました。

ご参会頂きました皆様に、心から御礼申し上げます。

そして、素晴らしい能舞台とレクチャーを賜りました宝生流の皆様と御関係者の皆様に、

深く感謝申し上げる次第でございます。誠にありがとう存じました。

 

それにいたしましても、

この感動や充足感を表す言葉が見当たらないことに

非常にもどかしさをを感じております。

ご参会の皆様には、わたくしの気持ちがお分かりいただけることでしょう!

通常は体験できない、

「生きた教養」に満ちた一日でございました。

 

室町時代より続く宝生流を鑑賞させて頂く時、

それは、「室町時代」に触れている時です。

伝統芸能を鑑賞する豊かさの一つは、ここにあると存じます。

 

全身全霊をもって人から人へ継承されてきた魂・精神・技・設え・・・

こうしたものが渾然一体となって目の前で繰り広げられるとき、

皆様はどのように鑑賞なさいますか?

 

お一人お一人の楽しみ方がおありのことと存じますが、

私の場合は、伝統芸能や芸術を拝見させて頂くときには、とにかく何も考えないように心掛けています。

一種の瞑想状態です。

全身を目にし耳にし、いわば体中の毛穴がアンテナになったがごとく、

その舞や歌や絵画や彫刻が作られた時代の「音」を聞き、「匂い」を嗅ぎ、その全体にただよう「空気」を味わおうとし、

普段は奥に眠っている感性が、自分の奥底からムクムクと呼び覚まされるのを楽しみながら、

見入っています。

 

今日のお能は「小鍛冶」でした。

「神人習合」の時代の代表的なそのお話を観ながら、

神様や魑魅魍魎という目に見えぬものが

昔の人にとってどんなにか畏れ多く恐ろしく、

またどんなにか身近なものであったのか・・・

神気ただよう舞台を前に、

そのようなことを感じながら拝見させて頂いておりました。

 

今度は是非、水道橋にございます、宝生流の能楽堂に伺いたいと存じております。

再会を楽しみに申し上げております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

株式会社ノーブル 代表取締役
一般社団法人
日本プロトコール&マナーズ協会 理事長
ノブレス・オブリージュアカデミー校長
他歴任