Date :
2012/12/25

Category :
General

Posted by :
Maria

「礼は天地のつねにして、
人の則也。
即ち人の作法をいへり。
礼なければ、人間の作法にあらず。
禽獣に同じ。
故に幼きより、礼をつつしみて守るべし。
人のわざ、事ごとに皆礼あり。
よろづの事、礼あれば、すぢめよくして行はれやすく、
心も亦たさだまりてやすし。」
『和俗童子訓』貝原益軒

「礼」とは「天地のつね」、つまり、天地自然の法則に基づくものであり、
それが、人の拠るべき「則(規範)」、すなわり「作法」である・・・・。
貝原益軒の本に書かれているこの内容は、
古今東西に共通する、礼儀作法の根源であり真理です。

真の淑女教育の場であるノブレス・オブリージュアカデミー
では、「プロトコール&マナークラス」がございます。
個人創業から数えて今年で20年がたちましたが、
一貫して教え続けてまいりましたのは、
こうした、礼儀作法の真髄と作法です。
ですから、世界中どこでも、どなたに対しても通用する、
一流のマナー力、すなわち、高い人間力が身に備わるのです。
これは、「これはよい、これはだめ」と形を追いかけてばかりいる三流のマナー教育では、
到底なしえないことです。

さて、そうしたアカデミーの受講生・卒業生が一同に会する
ニューイヤーパーティが、2月3日に催されます。
各界でご活躍中の輝く女性が集まる、ハッピー&パワフルなひととき。
ご一緒に新しい年の幕開けをお祝いいたしましょう。

本年も、ブログをお読みいただき、
また、協会やアカデミーのレッスンなどをご受講いただきまして、
誠にありがとう存じました。
来年は、1月発売の「マリソル」「25ans」の掲載を皮切りに、
春には協会初監修のマナー本も発売予定。
初夏には、「心」の本も、発売されます。
「プレジデントファミリー」の「上流階級のマナー」の連載も続きます。
これも、皆様のご支援の賜物と、心から感謝申し上げやみません。

新しいお年が皆様にとりましてますます素晴らしいお年となりますよう、
心からお祈り申し上げております。
どうぞお健やかなお正月をお迎えくださいませ。
上月マリア拝

Date :
2012/12/21

Category :
General

Posted by :
Maria

自分への信頼感から生じる「上質な自信」は、
自分も周りの人々も幸せにしてくれる「心の宝石」。
対して「下品な自信」は、
自らを不幸に陥れてしまう、「心のごみ」です。
新しい時代は、「調和とハーモニーの時代」といわれます。
この輝かしい愛の時代を謳歌して行くためにも
「上質な自信」を磨いてまいりましょう。

あなたの周りに、何かにつけ、
人と比較せずにはいられない人がいませんか?
「私はあの人よりきれいじゃない」「私はあの人より才能がない」
などと、劣等感にさいなまされる一方で、
人に自分より劣ったところを見つけると、
優越感に浸る。
そんな毎日の繰り返し・・・・という、悲しい人です。

「競争」は生き物の本質ですから、それ自体は必然です。
でも何事も度を越すと、た不幸へと転落して行ってしまいます。

他人との比較の中で生きることは、常に競争心を持って、
人と接することになります。
強すぎる競争心は、嫉妬や見栄をはることにつながり、
虚飾の世界を追い求めるようになります。
たとえば、ブランド品を持つことで気持ちを満たし、
人から賞賛を得ようとします。
「自分自身にバリューがない」という虚しさから、
ブランドのバリューに頼ろうとするのです。
でも、そのようなことで他人と比べ、自分は勝ったと自信を持ったとしても、
それは、「下品な自信」にすぎません。

真に美しい女性は、「上品な自信」を持っています。
上品な自信とは、自分自身の中に目標を持ち、
それに向かって研鑽を重ねる毎日から培われる充足感。
いうなれば、
「自分自身への信頼感」です。
そして誰でも、上質な自信を持つことができます。

その方法は、とても簡単。
語学でも、お料理でも、早起きでも、人に親切にすることでも、
なんでもよいのです。
あなた自身が「素敵」になれると思うその道を、
精進してゆくだけです。
「精進」とは、「当たり前のことを当たり前に行う」ことを申します。

こうして、「自分の中に目標をもつ」ことは、
「他人との比較」から抜け出すこととなり、
ここから、本当の意味での幸せ、
本当の意味での自分らしい生き方が始まります。

Date :
2012/12/06

Category :
General

Posted by :
Maria

”レディ”と“おばさん”の分岐点。
それは、
感情(心)のセルフコントロールが
上手か否かです。

語学が堪能でも、
完璧なマナーや高い教養を身につけていても、
それだけでは、洗練されたレディとはみなされません。
どのようなシーンであっても穏やかな態度でいられること。
すなわち、セルフコントロールが身についていることが、
世界共通の、「育ちのよい人」の証です。

これに因み、『ロスチャイルド家の上流マナーブック』より、
素敵な一節をご紹介したいと思います。
(著・ナディーヌ・ロスチャイルド 訳・伊藤緋紗子 光文社文庫)

「初対面の相手が、「よい育ちの人間」と、どこで判断するのでしょうか。
●声の調子、表現の仕方
●装い
●振る舞い
●どのような状況下にあっても示される控えめさ
●礼儀正しさ、やさしい思いやり
●セルフコントロール
●安定した精神状態(お天気屋さんではないこと)
●そして、とりわけ自分自身、そして他人にたいする尊敬なのです。」

皆さま、本日もこの青空のように、
清々しい一日をお過ごしくださいませ。

Date :
2012/12/01

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General

Posted by :
Maria

洗練された美しさとは、
清らかさ。
崇高な精神と、
幸せへの祈りの
結晶です。

人間にとっての「美しさ」とは何でしょう?
その歴史を遡ってゆくと、
「清め」「高め」「護る」ことに辿りつきます。

たとえば、ジュエリーやメイクもその一つ。
眩く輝くティアラも、
人々を平和へと導く立場にある者(王侯貴族など)が
神様からの智慧を得るために、
身を清める神聖なものとして用いられました。

現代も、宮中晩餐会などの公式かつ格式の高い催しの第一正装では、
女性はティアラを身につけます。
「プロトコール(国際儀礼)」はこのように、
「人間社会形成の歴史」をきちんと踏襲しているのです。

ところで、来春、わたくしの愛弟子が、
オーストリアの社交界にデビューいたします。
輝くティアラと純白のドレスをまとった彼女は、どんなにか美しいことでしょう!
レディの仲間入りを意味する、ヨーロッパの古式ゆかしいセレモニー。
それは今も、神様の祝福とともにあるのです。

 
 

株式会社ノーブル 代表取締役
一般社団法人
日本プロトコール&マナーズ協会 理事長
ノブレス・オブリージュアカデミー校長
他歴任