Date :
2011/06/20

Category :
General

Posted by :
Maria

美術・骨董・芸術・文化などを鑑賞するに際して、
「全身、目になって観る」という教えがあります。

これは、紳士淑女教育、リーダー教育でもあります。

たとえば、古美術とは「先人の手の跡」で、
これが真実です。
だからまず、その手の跡を、真摯に拝見させて頂く。
すると、自分の中から純粋に、感じるものが生まれてきます。
初めから既成概念をもって、理屈や他人の評論から入るのは、
「観る」ことにはなりません。

前者も後者も、
「自分の感性や知性を総動員して最終判断をする」
という点では同じです。
ですが、その対象物・対象事項について、
「真実」を土台にして生まれた結論と、
「他人の意見」を土台にして生まれた結論とでは、
思考のプロセスも結論の質も、
まったく違うのです。

これは、仕事でも政治でも同じです。
まず問題の対象事項を自分の目で見て、それを起点として思考・対処する経営者・役人・政治家と、
部下が作成したデーターだけを起点として思考・対処しようとする経営者・役人・政治家とでは、
圧倒に「出来」が違います。
後者のやり方では、どんなに優秀な頭脳をもっていても、その頭脳を真に生かすところまで行きません。
幕末、未曾有の国難を乗り越えた時の政治家や役人たちは、
「誰よりも先に自分の目で見る」ということを、していました。

人の事はさておき、
わたくしは、まず、自分の目で観ます。
そうした教育を受けてきたということもございますが、
全身目になって観るということを、
子どもの頃から今に至ってもトレーニングしています。
人に対しても、美術や文学に対しても、
仕事や政治や出来事に対しても・・・です。

東北大震災の被災地も、テレビや新聞や人の言葉と、
実際その場で受ける印象とでは、全く違いました。
圧倒されます。
自分の目からとめどなく溢れる涙の質が、違うのです。

7月10日(日)の「上月マリアの人生塾」は、
今日のような、「ノブレス・オブリージュ」をテーマに致します。
ノブレス・オブリージュの真髄をひもときながら、
世界における日本の女性リーダーの役割について、
お話をさせて頂く予定です。
毎月、70名様を超す向上心豊かな女性の皆様がご受講くださっておりますことに、
心から感謝申し上げやみません。
7月の回もまだ受付中でございますので、
また、たくさんの方にお目に掛からせて頂けますことを、
心待ちに存じております。

報恩感謝






















Date :
2011/06/08

Category :
General

Posted by :
Maria


昨日、編集者の方から、
「どうしたら上月先生のようになれるのですか?」
と聞かれましたので、こうお答えしました。

「私は、
母として立ち上がり、
一人の人間として学び、働いています。
それが、私の生き方です」

肩書や社会的な地位や受賞歴など、
世に言う「成功」というものは、
努力の後からついてくるものでございましょう?
でも、それらは、もろくも消え去る性質のものでもあります。
私は20代の若い時期に、この体験をしています。
ですから、そうしたものには、まったく執着がないのです。

私が子どもの頃から求め、磨くものは、
広大な大地に裸で立ち、お天道様を見上げて堂々と生きる自分。
家柄も学歴も会社も肩書も、
服までもすべて脱ぎ捨てた時に残る、
本当の自分と、本当に必要な能力です。

そして昔の日本女性は、それが自ずと出来ていた・・・と思うのです。

外からのたくさんの影響を受けて生きるのが、
生き物の運命。
だから、迷いが生じて当たり前。
でも、迷いが長く続く時には、
もしかしたら、身にまとった鎧のせいかもしれません。
その時には、何もかも脱ぎ捨てて、素っ裸になって、
見つめ直してみてはいかがでしょう。
「そんなこと!」と驚かれるかもしれませんが、
鏡の前でそれをしてみると、
意外な気付きがあるかもしれません。









Date :
2011/06/03

Category :
General

Posted by :
Maria

「幸福な人に育てるというよりも、
どんな境遇に立たされても幸福になれる人に育てたい」
これは、
美智子様が皇太子妃の時代に、
お子様へのご教育について語られた時のお言葉です。

もはや、嘆くことすら嘆かわしい昨今の国会を見るにつけ、
まさに人生の真理である先の言葉を、
我身に置き換え、しみじみと感じ入ります。

ところで、私は時代小説のファンで、毎日読みます。
特に江戸時代の小説が大好きで、
これまでにおそらく500冊は優に超えると思うのですが、
その感想のひとつが、江戸の女性の格好良さです。
ひとことで言うなら、
「自分の人生、自分で何とかしなくっちゃ」
という、潔さ。
どんなに激しく泣いても憎んでも恨んでもどん底に陥っても、
心の片隅には冷静な自分もいて、
世情や相手の心情を深く繊細に思いやり、
次第に気持ちに折り合いがついていき、
最後はドンと肝を据えて、
「やーめたやめた、ばかばかしい!
私の人生、最後は自分で面倒見なくちゃ、お天道様の罰があたるわ」
と顔をあげて歩き出す。

小説ではありますが、時代小説の優れた作家さんは、
それはそれは綿密に史実を調べあげ、
それを物語の骨子にされますから、
そこに描かれている女性像も、
当時の特徴を表していると考えて良いでしょう。

排気ガスにまみれた高速道路でも、一生懸命にさくタンポポのように、
人間にも、
どんな時代でもどんな政治でも、そしてどんな境遇を与えられても、
その中で幸福を見つけて、感謝をして、精一杯生きることができます。
我が子をそのような人に育ててあげることが、
親が子に贈ることのできる最高のプレゼントだと、
私は思うのです。

それにしても!
いい加減なんとかなりませんかしら?
あの殿方たち・・・・








Date :
2011/06/01

Category :
General

Posted by :
Maria

ひと雨毎に紫陽花も美しくなって参ります梅雨の日々、
皆様にはお変わりなくいらっしゃいますでしょうか。

さて、早いもので人生塾も次回6月12日で3回目となりますが、
ご受講者様が毎回増えておりますことを、本当に嬉しく存じやみません。
主催の「自分力・日本力向上委員会」の皆さまにも、
心から感謝申し上げております。
ご受講生の皆様、主催の皆様、本当にありがとうございます。

「人生塾」は、一回ごとでもご受講頂けます。
次回は6月12日(日)13:30分〜
6月のテーマは
「人間の本質と日本人の原点を学び、心・体・魂を活かす」です。

何やら難しそう・・・と思う方もいらっしゃるかと存じますが、
当日はきっと、「目からうろこが落ちた!」の連続となりますでしょう!
・・・講演者自ら申し上げるのも、はしたないかと思いますが(笑)
ですが、ご自分の存在とその素晴らしさがはっきりと分かり、
ものの見方・考え方も、心も、大きく大きく広がるレッスンだと、
ワクワクしながらお越し頂けましたら幸いに存じます。

お申し込みは、ノブレス・オブリージュアカデミーのトップページから
ファックスまたはメールにてお申込み頂くことができます。
皆様とのお目もじを、心から楽しみに存じております。

今日も一日、ご一緒に、「幸運のスパイラル」の発信源になり、
自他共に気持ち良く働きましょう。







 
 

株式会社ノーブル 代表取締役
一般社団法人
日本プロトコール&マナーズ協会 理事長
ノブレス・オブリージュアカデミー校長
他歴任