Date :
2010/08/22

Category :
General

Posted by :
Maria

「どうか日本が、自他への思いやりの心を土台とした幸せな社会になりますように。そのためには、社会のリーダーと、男性にとっても子供にとってもキーパーソンである女性が、生命の本質という核心部分からしっかりと自分を知り、磨く習慣を身につけることが不可欠である」

「国のもとは家にあり。躾こそ未来を良くするために絶対に必要な教育である。戦前までの日本がそうであったように、人間教育を身につけた女性が躾をすれば、子供は必ずや潜在力を発揮して脳・心・体ともに良く育ち、その子たちが大人になった時には日本は必ずや良い国に戻る。ゆえに、女性たちが若い時期から人間教育を身につければ必ず、日本は、古来からの清明を取り戻し、国際社会の中で尊敬される国に戻る。」

この理念と信念のもと、人間教育の王道である「紳士淑女教育」のご指導を始めたのは、1992年のことです。

人は皆、過去と未来を繋ぐ橋です。

人間を含め、宇宙の中で生きるすべての生命は、生存欲を持ち、絶えず進化向上し、何かを残すために生きています。これは生命の真理であり、全ての人の本能。あなたの本質です。

あなたも、先人の築いた精神と物質を受け継ぎ、それを土台として、今を生きています。

素晴らしいのは、ただ生きているのではなく、「過去から受け継いだものを未来に受け渡す」という役割を持って生きているということです。

そう、あなたを含め、全ての人に、天職があるのです。

「自分は何を受け継ぎ、それをどのような形に昇華して、次世代に受け渡そうか…」と考えてみてください。そうすれば、あなたの人生の目的が明確になります。あなたの輝く未来を切り拓くための具体的な生き方が、鮮明になります。

次の世代が、30年、50年、100年後の人々が、「こんなに素晴らしいもの・美しいものを遺してくれて、ありがとう!」と笑顔で感謝してくれるような、美しい精神や自然や物や政治を、残しましょう。

これは、淑女教育です。本物の淑女教育とはこのように、己の人生に美意識を持ち、人に対しては母性を発揮し、生命の本質をしっかりと踏まえた考え方を自分の精神そのものとする、実に地に足のついた女性教育なのです。

わたくしは1992年(丁度娘がお腹の中にいた時)、一人の母親として、どうかこの国に良くなってほしいと切実に願いました。折しもバブルがはじけ、日本経済がどんどん悪くなって行く時で、これに付随して、ダイオキシンが母乳から検出されるといった自然環境問題や、「オヤジ狩り」などの10代の少年たちの残忍な犯罪が急増していた時期でした。しかしこの一方で、政治に関心を持たない大人たちに「参政権を持てない私たちのためにも、ちゃんと投票にいってください。そして日本を良くしてください」と訴える小学生や貧困にあえぐ国に自分のお小遣いを送る子供たちもいたのです。

この激しい差は何なのかと言えば、家庭の躾に他なりません。母性という大らかな愛情で子供を包み、人として大切な思いやりの心や感謝の心といった「心の教育」を受けて育ったか否かの差です。「環境が遺伝子を引き出す」のですから・・・・

当時20代半ばだったわたくしは、後者のような子供たちが一人でも多くなってくれることを、祈りました。

しかし、祈るだけでは無責任でしょう。自然環境の問題も人間社会の中で起きている問題も、その原因をつきつめれば、人間の心によって起こっています。心の教育・徳性・品性の教育というものが戦後日本から欠如してしまった、そのツケが、環境問題にも経済でも政治でも、あまりにも大きな形でのしかかってきてしまった。それを子供たち(次世代の政治経済の担い手)に全て背負わせるのは、無責任極まりない。先に申しました通り、わたくしたち大人には、過去から受け継いだものを自分の代でよりよいものに昇華させて、次世代にプレゼントするとい役割があります。これができてこそ本物の大人でありレディです。大人とは、「大いなる人=大人」なのですから。

そこで考え抜いた末、わたくし自身が幼少時から躾の中で身につけてきた「淑女教育・人間教育」を、自分が未来に遺すものと決めました。そして、現在に至ります。日本とヨーロッパの伝統的な淑女教育・人間教育を現代版にアレンジしてご指導させて頂く日々くを18年間続けさせて頂き、ご受講生も述べ25000名を超えました。

ところで、何事も結果を出すのは時間がかかります。特に、一流・本物は100年かかります。ですからわたくしも、自分の代は種まきだと心得ています。そして、私が死んだ後の後継者をずっと育てています。

一流・本物というものは、一朝一夕で為し得るものではありません。くじけそうになる心を支える信念と辛抱が必要です。しかし、本物だけが、後世に残る。これもまた、歴史が教えてくれています。

あなたは、何を受け継ぎ、遺しますか?

たった一度きりの人生です。太くて大きな橋になりましょう!

体はこの世から消えても、あなたの魂と遺した物事は、永遠に残ります。

母性と本質を踏まえた大人の見識を持って、ともに素晴らしいものを遺して生きて参りましょう。

「ノブレス・オブリージュアカデミー」には、このような志の高い女性が全国各地から学びに来てくださっております。

アカデミーのプロ科卒業生有志による「自分力・日本力向上委員会」も始動致しました。「日本をよくしていこう」を合言葉にする、心も外見も美しい女性の集団です。

日本は必ずよくなると、信じております。

Date :
2010/08/09

Category :
General

Posted by :
Maria

毎年、広島と長崎の原爆の日、及び、終戦記念日には、
身を臥す思いで黙祷を捧げさせて頂いております。
原爆と戦争でお亡くなりになられた方々に手を合わせ、
今日本が平和であることへの感謝の念を新たに致します。

世界で唯一の被爆国である日本。
その国に生まれた私たち日本人には、
一人一人に、
平和を世界に伝えるミッションがあるのではないかと、
私は子供のころから考えていました。

子供の頃から考え続けた結果、
ノブレス・オブリージュ教育、人間教育をさせていただいております。

社会はリーダーが牽引し、未来は子供たちが作ります。
自然環境の問題も、人間社会の問題も、
その原因の根源にあるものは、人の心です。
そして、
リーダーの心も子供の心も、親によって育てられます。
日本の古いことわざであり、
長きに渡り日本の家庭教育の指針であった
「三つ子の魂百まで」は、
大脳生理学の観点からも正しいのです。
だから一人ひとりが、子供の人間性を育てるという自覚をもって子育てをすることが重要であり、
だからこそまずは、自分自身の人間性を磨く習慣をもつことが必須なのです。
そうすれば、
高い志を持ち、それを実現する能力と勇気を持ったリーダーが育ちます。
また、生命の本質を知り、思いやりの心を育んだ子供たちが大人になれば必ず、
自然と生き物と人間とが真に共存できる世界になります。
だからノブレス・オブリージュ教育も帝王学も、
「はじめに、心の教育ありき」なのです。

日本はもとより各国の取材陣が被爆者の方々を取材して驚くことは、
原爆を投下したアメリカを憎むと言う人が、ほとんどいらっしゃらないことだそうです。
「あの地獄のような苦しみを、他の人には体験してほしくない」
「あの悲劇を、苦しみを、二度と繰り返してはいけない」
皆、こうお話になる。
相手国への憎しみではなく、もっと大きな視点、すなわち
世界の平和への願を語るのは、他の戦争体験国ではないことで、
日本人だけだそうです。
私はこのことに、胸が痛くなるほど、敬意と尊敬の念を抱きます。
そして、日本を感じます。

アメリカの高校生が、被爆者の方が原爆体験を語る催しで、
「どうやって憎しみを超えたのですか?アメリカが憎くはないのですか?」
と質問をしました。
語り部である被爆者の方は、こうおっしゃいました。
「憎んだ時期もありましたよ。父も母も殺されて、私は後遺症で苦しみましたから、
憎くて憎くてたまらなかったですよ。でもね、いくら憎んでも何も変わりません。
かえってつらくなるだけなんですよ。
それよりも、自分のような苦しみは、自分だけでもうたくさん。
他の人には絶対に体験してほしくない。
二度と原爆を落としちゃいけない、戦争を起こしてはいけないと、
その気持ちの方がどんどん強くなっていったんです。
他の被爆者の方々も同じだと思いますよ・・・」
これを聴いていたアメリカの学生たちが、泣いていました。

人間性。
思いやりの心。
無償の愛情。
日本人の素晴らしさは、
この、人間として最も大切なものを、
長い歴史を経て遺伝的に強く持っていると思われることです。

最後に、その美しい日本を心から愛し、
また、映画を通じて平和への強い願いを訴え続けた
チャールズ・チャップリ主演の名作映画「独裁者」の中から、
ヒトラー(もどき)に扮したチャップリンの名演説をあなたに・・・

「申し訳ない。
私は皇帝にはなりたくない。
支配などしたくない。
できれば援助したい。
ユダヤ人も黒人も白人も
人類は互いに助け合うべきである。
他人の幸福を念願として、
互いに憎み合ったりしてはならない。
世界には全人類を養う富がある。
人生は自由で楽しいはずであるのに
貪欲が人類を毒し
憎悪をもたらし
悲劇と流血を招いた。
スピードも意志を通じさせず
機械は貧富の差を作り
知識を持って人類は懐疑的になった。
思想だけがあって感情がなく
人間性が失われた。
知識より思いやりが必要である。
思いやりがないと 暴力だけが残る。
航空機とラジオは我々を接近させ
人類の良心に呼びかけて 
世界をひとつにする力がある。
私の声は全世界に伝わり
失意の人にも届いている。
これらの人々は
罪なくして苦しんでいる
人々よ 失望してはならない。
貪欲はやがて姿を消し
恐怖もやがて消え去り
独裁者は死に絶える。
大衆は再び権力を取り戻し
自由は決して失われぬ!(後略)」

 
 

株式会社ノーブル 代表取締役
一般社団法人
日本プロトコール&マナーズ協会 理事長
ノブレス・オブリージュアカデミー校長
他歴任