Date :
2010/02/23

Category :
General

Posted by :
Maria

オリンピックで寝不足気味の方、手を挙げて!・・・と言われましたら、真っ先に手を挙げます(笑)皆さまにはいかがお過ごしでいらっしゃいましょうか。

今年に入りましてから、真に美しく幸運に生きるということについてお話をさせていただいておりますが、アカデミーでマナーをお学びの方にはもう十分ご承知の通り、礼儀作法はその最たる道です。

礼儀の「礼」はもともと「禮」と書きます。
「示」は「神」の意、右は、神様にお供えをする際の「台」と「お供え物」を表していると考えられています。
つまり、礼儀作法とは、神様にお供えをする儀式の作法のことです。
そして「八百万神の思想」を精神と文化の根源・土台に持つ日本では、すべての命は等しく尊いことを理屈ではなく本能的に理解しており、「命あるものすべてに神(生命エネルギーの意)が宿る。ゆえに、木も神、石も神、あなたも神、私も神」という、生命の本質をついた考え方を持って行きました。

自然そのものである神様への敬意表現は、人様という神様への敬意表現にも発展していったのです。

細かいことはアカデミーのプロトコール&マナーズクラスで学んで頂いた通りですが、おさらいがてら話をうんとワープして申し上げますと(初めての方には申し訳ございません)、
礼儀作法とは、自我を超えて本当に自分らしく生きるための方法。

すなわち、しかるべき時には自分の好き嫌いという個人的な見解を脇においておき、今自分に求められていることは何か、どのように振る舞えばよいのかということを落ち着いて考えることのできる「大人」になるというなのです。
これはノブレス・オブリージュの基本であり、紳士淑女の姿です。

「躾」とは、子供に、人としてよりよく生きる方法を「仕付け」てあげることを言います。
だから、昭和初期までの日本では、躾とは礼儀作法を教えることでした。
「礼儀作法」とは「人としてよりよく生きる道」です。
「躾」とは「身」を「美」しくすると書くように、大人自らが自分の心と振る舞いを美しくしようと努める姿を子供たちに見せてあげることが躾本来の意味で、子供たちは大人の心のありかたや振る舞いというものを真似て学んでいきました。
因みに、美しい姿を周りに見せることも、ノブレス・オブリージュです。
日本人は本来、紳士淑女ですよ・・・その血は、貴方の中に流れているのですよ・・・・とわたくしが著書や講演会で繰り返し申しますのには、こうした理由がございます。

オリンピックでは華やかな活躍の裏で、選手の服装のことなども話題になっておりますね。
わたくしのところにも、テレビ局や新聞社から「マナーとして良いか悪いか」というご質問が参りました。
さて、皆様でしたらいかがお答えになられますか?

自我を超えて真の意味で自他ともに幸せに生きる道。
政治も景気もなかなか上向かない今の日本ですが、こういう時にこそ、礼儀作法の真隋を見直し学びたいと思います。

Date :
2010/02/12

Category :
General

Posted by :
Maria

昨日は、第1回目の同窓会が開催され、大盛況のうちに幕を閉じました。
お寒い中ご出席くださいました40名の皆様、そして「次回は絶対に出席したいので必ず開催してください」とご連絡くださいました大勢の皆様、今、わたくしはこのすべての皆様のお顔を思い浮かべながら、感謝の気持ちで一杯になりながら、したためさせて頂いております・・・・。

それに致しましても・・・・
言葉というのはなんと難しくもどかしいものでしょう・・!!

ご報告のために語ろうとすればするほど、あの、笑いと涙と感動に満ちた素晴らしい同窓会の姿から遠くなってしまいます。
それほど、お一人お一人が美しい。
それほど、お一人お一人が素晴らしい。
そして、その一人ひとりが一同に集うと、あんなにもものすごいエネルギーが生まれ、あんなにも深い愛情と希望に満ち溢れた美しい空間が生まれるものかと、感嘆いたしました。
そして何よりも、ご卒業生と在校生のお一人お一人が光り輝いていらっしゃることに感銘を受け、涙が溢れました。

お越しになれなかった皆様、このような抽象的なご報告でごめんなさい。でも、とてもとても言葉には表現しようのない、夢のような時間だったのです。

アカデミーの同窓会のテーマは「夢を持ち、夢を叶え、やがて夢を与える人になる」です。これは、ノブレス・オブリージュの真髄、紳士淑女の生きざまの核心部分である、美意識のある生き方です。
当日は、ご出席になられたすべての同窓生に一言ずつ、ご自分の夢を語っていただきました。そのすべてが、ご自分のみならず他の方々のお幸せを心から願うものでした。

そのことにもまた感動いたしました。

実はご出席の皆様には事前の連絡をぜず、従って突然マイクを向けられたのです。その状態でしかも一言で話す・・・というのは、非常に難しいものです。でもだからこそ、普段の心がそのまま出ます。その普段のお心が、「自他の幸せ」を願う心でいらっしゃった。これ以上の感動があるでしょうか?本物の品性、本物のレディというのはこういうものだということを、皆様がごく自然に体現してくださいました。

同窓生の皆様が口々に、こうお話してくださいました。

「アカデミーでの教えは、人生の真髄を学ぶものゆえに、そのすべてがすぐに理解できるものではありませんでした。
でも、在校中から、ずっと心の奥深いところに残り、心の支えとなっているのです。そして卒業した後、仕事や日常の中でつらいとき、ピンチに陥った時に、初めて、ああ、先生がこうおっしゃっていた、あれはこういうことだったのか、こうすればいいのか・・・と、まざまざと生きた教えとなって蘇ってくるのです。
そしてそのたびに、素晴らしい出来事や人と出会い、新しい自分、より高い人生のステージが拓かれて行くのです。
もしもアカデミーで学ばなかったらどこで教わることができるのかと思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。」
「だから、わたくしたちにとって今日は、同窓会ではなく、感謝会なのです」

ノブレス・オブリージュアカデミーが、志と愛と夢、そしてすぐれた能力にあふれた素晴らしい女性の集まりであることを、わたくしは昨日改めて誇りに思いました。
お一人お一人の夢が必ず叶いますことを固く信じ、心からお祈り申し上げております。

ところで・・・
夢を叶えるまでの道のりには、喜びがある一方で、不安や孤独や焦りを感じることもあると思います。
でも、同窓生の皆様には、ぜひこう申し上げたいのです。

歩くことに疲れたら、悲しくなったら、空を見上げて、深呼吸をして、昨日の同窓会を思い出してみてください。
「今こうしている瞬間にも、時空を超えて、私は、あの志高い素晴らしい仲間と繋がっている。上月ともアカデミーの先生たちともいつも繋がってる・・・」と。

特に、ご存知のとおり、わたくしは愛情の量と特殊な能力に溢れていますから、いつもアカデミーの皆様のお幸せを願っております。「5時と22時」、感じてくださいね。

また来年の今頃に、第2回目の同窓会を開催したいと存じております。

補足ながら、わたくしは昨日、アカデミーの同窓生の皆様が結束したなら物凄いことができる・・・と確信いたしました。
そこで、そのためのプランを起こすことにいたしました。
固まり次第、またご連絡させて頂きたく存じております。今年からは皆で力を合わせて、ご自分の未来も日本の未来も明るいものにして参りましょう。

Date :
2010/02/06

Category :
General

Posted by :
Maria

今日は、わたくしが運命・立命学士としてコンサルタントをさせていただいた多くの女性の方々の中から、自我と真我を一体化させて夢を叶えていった例をご紹介させていただきたいと存じます。

お一人目は、知子さん(仮名)。彼女は当時20代のOLさんで、
子供の頃から、多くの女性の憧れの的になっている某高級ブランドの店員さんになることが夢でした。
そして、その夢を叶えるために大学も東京の大学を選び、地方から単身で東京に移り住み、一人暮らしをしていました。
しかし、就職活動の結果、そのブランドでは不採用。結局、小さな企業に事務職として採用され、彼女いわく「最も望んでいなかったデスクワーク」の毎日が始まったのです。

彼女は「なんで私がこんな・・・」という気持ちが渦巻く日々を2年過ごし、もうこんな自分はいや、なんとか今の自分から抜け出して夢を叶えたい!と一念発起なさってわたくしの元に来られたのです。

お越しになった時の彼女はと申しますと、失礼ながら「これでは人様からも神様からも愛されないわ」という外見でした。
せっかっく美しいお顔でいらっしゃるのに、後悔や不満や恨みつらみが渦巻いている内面が、思いっきりお顔にもオーラにも現れてしまっていたのです。おまけに、前髪を長くのばし片目が隠れ、お洋服は黒一色。まさに、悩みのどん底にいる方によくみられる姿でした。

わたくしのコンサルティングは、「あなたがどんなに素晴らしい存在であるか」ということを、様々なお話やレッスンを通してご自身に発見していただき、ご自分の存在を正しく理解し、同時に人様もこの世の法則も正しく理解し視野を大きく広げることから始まります。
「今までの自分」という囚われの心=自我から脱皮することから始まるわけです。こうして何度かお会いし、お相手の口から「真我」に目覚めた言葉が発せられるのを待つのです。

果たして、知子さんにもその日が訪れました。
実は彼女は、わたくしの所に初めてお越しくださった時、職場で左遷にあっていました。
あまりに苦く、しかも同僚にも上司にも毒を吐くので、「職場の雰囲気が悪くなるから」と、地下の倉庫での仕事に配置転換されてしまっていたのです。
与えられた仕事は、宛名書き。ポツンと設けられた机に一人座り、暗い倉庫で来る日も来る日も宛名書きをしていたそうです。
そしてその仕事は、本来は印刷しているそうで、その会社には特に必要のなかったもの。要するに、会社としては彼女にやめてほしかったのでしょう。
しかし彼女は、「真我」に目覚めて自らの至らなさに気付きました。
そして、与えて頂いたものはそれが宛名書きであれ何であれ、ありがたいことだと受け入れることのできる、ふっくらとした心が目覚めていきました。
そして、この限られた状況の中でも、自分にできることがあると気づきました。そこて、それまで乱暴に書いていた宛名を、「心をこめて丁寧に書く」と決めたのです。そのために、ペン習字も習いました。商品を受け取るお客さまの気持ち、そして、商品を売る会社の立場、その両方の視点に立ってみると、何の意味もないと思っていた、段ボールに張られた宛名に、大きな意味があることに、気がついたのです。

彼女は、報われました。
その「変身」した姿を、周りの方々が見直してくれたのです。
そして、再び「1階」に上がり、やがて次々に新しい仕事を任せてもらえるようになりました。
こうして入社から4年の歳月が流れ、彼女の外見も見違えるほど輝き、誰からも慕われる人材へと成長していました。もうだいぶ前から、前髪で片目が隠れていることも、黒ばかり着ることもなくなっていました。
不満の無い生活でした。でも、心のどこかにいつも、「夢」が生きていました。憧れの、ブランドショップの店員さんになる夢です。
わたくしがご一緒させていただいたのは、この時期まででした。
そして1年後、思わぬところで再会したのです。
わたくしが、何気なく立ち寄ったそのブランドショップで、「マリア先生!」と駆け寄ってくださった美しい店員さん、それが、知子さんだったのです。
二人して手を握り合い、涙が止まらない。この上なく嬉しい再会でした。
教養を養い広い見識をもち、心を広げ、人間の器を大きくする。自我から脱皮して真我に目覚める。
そして、何事も受け入れ、丁寧にこなしてゆく。その結果あるものは、幸運ではなく幸福である。(運とは、周りからやってきてやがて去って行くもの。福とは、自分の内面から発せられ積み重なり定着するもの)
このことを、20代だった知子さんは実現なさったのでした。

 
 

株式会社ノーブル 代表取締役
一般社団法人
日本プロトコール&マナーズ協会 理事長
ノブレス・オブリージュアカデミー校長
他歴任