Date :
2009/06/19

Category :
General

Posted by :
Maria

色とりどりの紫陽花に心も潤います梅雨の日々、皆様にはお変わりございませんでしょうか・・・
わたくしは最近、秋にPHP研究所から発刊されます新刊の執筆に勤しんでおります。
テーマは、年齢を重ねるほどにエレガントな女性になるための「一流の条件」です。

本の中では、本当の意味でエレガントな女性、世界標準のエレガンスというものは、総合芸術品に等しい・・・ということを、お話しています。
一流の芸術品には、その作品全体に、しっとりとした深みやなんともいえない美しさ(美しいという言葉が陳腐に思えるほどの)が漂っているものですね。年齢を重ねるほどにますます美しくなる人、真にエレガントな方というのも、それとまったく同じと存じます。

努力をして身につけたその方の精神的な深みや高い教養、つまり「厚みのある人間的魅力」がまずあって、その内面性が、意識せずとも自ずと外に溢れだしその方全体を包んでしまう。優雅な表情や振る舞いや言葉や声といったものも結局は内面からの産物だと思うのです。
そのような本当の意味で美しい女性になるためには、生き方・精神性を筆頭に、物事の核心を得る学びをしなければなりません。「叡智」を身につけ、人生の根っこをしっかりと張るのです。すると時が来れば必ず、大輪の花が咲きます。

物事の表面ばかりなぞるような勉強の仕方では、中途半端な知恵しか得られません。中途半端な知恵は、自分を根なし草にしてしまいます。根がない人生は、不安定で無意味な迷いが絶えません。

わたくしは、日本女性の素晴らしい潜在能力を信じて疑いません。そしてアカデミーに通われる生徒様に接します度、お一人お一人がご自分の才能を開花し、ご自分の人生をまっとうなさり、自分も周りの方も幸せにする生き方をなさる力を天余されていることを、信じてやまないのです。
そのように真に輝いて生きるためには、物事の核心を得る学びが必要なのです。秋に出版される新刊は、その学びをお伝えさせていただくものです。
また正式なタイトルが決まりましたら、またこちらに御案内させていただきます。

このテーマにちなんでもう少しおしゃべりを・・・・

昔のことですが、日本にも戦前まで、上流社会というものがありました。公家・華族・財閥・名門家などで、その家の子女は躾の中で貴夫人教育(ノブレス・オブリージュ)を教えるともなしに教えられたものです。御存じの方も多いかと思いますが、わたくしもそのように育てられた一人です。
わたくしは40代ですから、その古式ゆかしい貴夫人教育を受けた最後の世代となりましょう。(因みに、上月マリアという名前は仕事用の名前で、本名ではありません)

昔ならではの、こんなエピソードがあります。母方の家は昔、小石川にありました。ここは当時、今でいう芦屋のような地域であったわけですが、母方は小石川のお屋敷街の婦人会会長をしておりました。そして、新年のごあいさつには婦人会会長の屋敷にご挨拶に伺うのが地域のしきたりだったそうです。当時首相でいらした鳩山一郎さんや徳川さんや近衛さんなどの御令室が、曾祖母に新年のご挨拶にお越しになられるわけですが、ここからが「え?」というもので・・・
例えば鳩山首相御夫人が御挨拶にお見えになると、それをお受けする曾祖母は、まず今着ている着物のままお迎えし、そこからお風呂に入り、新しい着物に着替えて正式にお迎えしたそうです。日本は古来より稲作の国であり「産霊(むすひ)」(途切れることのない生命の循環)を最も重んじてきた国ゆえに、生命を途絶えさせてしまう「穢れ」を忌み嫌う民族です。この産霊を尊び穢れを祓う性神性と儀式が日本の礼儀作法の源流ですから、自身の身を清めてお目にかかるという、このかつての上流社会の礼儀作法は、その源流をそのまま踏襲したもの・・・と言えましょう。
これを教わったのは小学生のころでしたが、それにしても・・・!と、子供心に思ったものです(笑)。
想像ですが、その間ゆうに1時間はあるでしょう。その間お待ちいただくおもてなしも、相当なものだったようです。
これはほんのささやかなエピソードですが、その形はどうであれ、自国の源流というものを受け継ぐ人々の暮らしや生き方には学ぶところが多いな…と思うこのごろです。
源流は、核心です。核心なきものに本当の美しさもおもてなしも生き方もないと思います。
あなたの源流は、何ですか?

Date :
2009/06/01

Category :
General

Posted by :
Maria

昨日は出版記念講演がございました。お越しいただきました皆様、本当にありがとう存じました。
大切な日曜日にお出かけくださいましたことに深く感謝申し上げております。初めての方、お懐かしい方、いつもお越し下さる方・・・今、皆様お一人お一人の御顔を思い出しながら書かせていただいております。
これからも、皆様とお目にかからせて頂ける機会を設けて参りたいと存じておりますので、是非ともお越しくださいませ。次回は秋に・・・と考えていますので、またご案内をさせていただきます。
そして、御多忙の中ご挨拶を賜りました三笠書房取締役の本田様、
心よりありがとうございました。身に余るご挨拶を頂戴いたしましたこと、深謝申し上げやみません・・・。、
次回皆さまとお目にかかります時には、「奇跡」がいくつ訪れたか、教えてくださいませ。わたくしも皆様に負けないよう、一日一善!をライフワークに頑張ります。
この文章をお読みのすべての方に、幸せな奇蹟がいくつも訪れますように・・・・

 
 

株式会社ノーブル 代表取締役
一般社団法人
日本プロトコール&マナーズ協会 理事長
ノブレス・オブリージュアカデミー校長
他歴任